「カシオペアに乗ってみたいの」
…タイトルは前々からカミさんに言われていた言葉である。
以前は自社商品で、おとな一人29,500円で6日間有効の『札幌・東京往復きっぷ』という特別企画乗車券があって「北斗星」のB寝台(デュエット)まで使用が可能だった。
彼女の実家の最寄り駅がその特企券のフリーエリアの終点…というのもあって、空港からの移動を考えれば飛行機で帰省するより安価で済むから…と、ベッドに寝そべり曲面ガラスごしに夜空を見上げた「北斗星」のデュエット(2階席)で彼女はすっかりハマってしまった、それが結婚して間もない頃。
「カシオペア」の名前とE26系客車は、恐らく「四季島」( http://www.jreast.co.jp/shiki-shima/ )が登場するまではクルーズトレインとして自社線内(青い森鉄道・IGRいわて銀河鉄道を含む)を走らせるのだろうが、JR貨物からEH800を借りてまで北海道へ乗り入れることはしない…「道南いさりび鉄道」へ支払う線路使用料を考えれば。
“展望スイート”なんて背伸びする必要はないから、これまた自社商品の『カシオペア・北斗星&JAL』を使って“カシオペアツインの2階席”を、G.Wの代休消化も兼ねて5月中に取れれば…と考えていたのだが少々甘かった、やはり確実に乗りたければ“1か月前の10時打ち”は必要らしい。
で、改めて取れる一番早い日を予約し…
無事取れました(^^v
多分、僕もカミさんも「寝台特急」に乗るのはこれが最後になるだろう。
最初で最後?の「カシオペア」。
じゃあせめて…と『スペシャル弁当(一人3,800円)』をつけることに。
もうすぐ結婚して10年。
確かによい記念にはなるのだが…更にオプショナルツアーを2つ付け、しめて『174,360円』。
夏のボーナスがマトモに支給されればいいけど…って、そんなことは気にしないでまずは楽しんでくることにしよう。
帰ってきてから一生懸命働けばよいのだから…。