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死んだオヤジをキッカケに、好きなクルマやバイクについての駄文を連ねる様になった男のくだらないblogです。

ぶらり“おたる散歩”の巻

12月7日 土曜日 曇りのち晴れ一時雪?
 
納車から一週間。
どこか“慣らし”に行きたいなぁ…と思いながらも週末の天気予報は芳しくない。
しかも道央道岩見沢以北が吹雪で通行止だという…こりゃ“北”は無理だな
東か西か南か…そういやしばらく「小樽」に行ってないなぁ。
 
…気が付くと『RS』に火を入れ、カミさんと二人
札幌環状線(外回り)に繰り出していた。
自宅からだと、素直に雁来ICから札樽道に上がりチョイと“気合”を入れれば30分程で小樽の入口についてしまう。
そうさせなかったのはやはり“慣らし”の3文字。
(一応)オドメーターが「1000km」刻むまでは“3000(rpm)縛り”…と自分に課しているのだ。
#反して『RS』“もっと回してくれ!”と訴える様に回転数を上げてくるのだから困ったモンだ…。
 
で、少々遠回りだが“いつもなら通らない”「藻岩山麓線」を経由してみよう…と考えた訳。
“3000縛り”とイイながらも、2500(rpm)くらいでポンポン繋いでいくと、6速に入るころには80km/hを超えてしまうから、一般的な市街地走行なら何ら不満はない。
燃費も単純計算でストアブの1.5倍超だし。
 
実は昔、小樽には『保安要員』の関係で2年程住んでいたことがある。
札幌出身の僕としては、小樽の街が持つ歴史や情緒は大好き…冬の坂道を除けば
 
札幌~小樽間の国道5号線は全面2車線となってとても走りやすくなった。
上り線はペリーゴールの先のオービス(Hシステム)だけ気に留めておけば結構イイペースで走ることができる。
『RS』張碓峠のダラダラ上りをスルスル・サラリと登りきり、小樽側の下りに入ると上りと同じペースで後ろから付いてきていたクルマをアッサリ“点”にしてしまった…ドライバーの腕の問題か?
 
このまま小樽市街に入るのもつまらないなぁ…と、朝里十字街から駅の方へ降りてみることに。
 
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                     ~ 鉛色の海と空。“夕焼け”まで待てば良かったか? ~
 
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              ~ 雪が舞ってきました…にしてもキタナいな、時期的に仕方ないけど(悲) ~
 
小樽で勤務していた頃は検査業務もあったので、測定器や検査道具をぶら下げて朝里から張碓のトンネルを抜け、恵比寿島までの約4キロを歩いたコトも懐かしい。
 
その昔、社内誌で紹介されたこともある朝里駅前の「シグナル食堂」さん(小樽市朝里1丁目5番10号 0134-54-3006)はご健在。
思わず「つぶ焼(550円)」をオーダーすると、中~大ぶりのつぶが3個でてきた。
輪ゴムでトレーにつぶを引っ掛けて、つぶが動かない様にしてあるのも優しい気遣い。
カミさんと二人頬ばると…どこか滋味深く懐かしい味。これは(店が)永続きする訳だ…ゴチソウサマでした!
 
5号線に戻り小樽市街へ向かう。
新平磯トンネルをくぐると懐かしい景色…あれ?「ともちゃん」が無い?!
「ともちゃん」小樽市若竹町13番 若竹高層住宅2 1F  0134-25-8344)はいわゆる“定食屋さん”。
陳列棚に並ぶ様々な総菜を組み合わせて“自分仕様の定食”が作れるのが魅力。
数年前に訪れた時は変わらない“フワッフワの厚焼き卵”を堪能できたが、今日はシャッターが閉まっていたし、
そのシャッターにも“ともちゃん”の文字がなかった…お店の人の体調が芳しくないという噂もチラホラ聞こえてたし、店、辞めちゃったのかなぁ…と思うと残念に思う。
 
嘆いても仕方ないので、そのまま『RS』を走らせて臨港線へ。
右手に見えるウイングベイ小樽は昔の小樽築港のヤード跡のなれの果て。
左手に現れる「田中酒造(亀甲蔵)」を過ぎると、テレビ東京の「TVチャンピオン」で全国2位になったこともあるラーメン屋「初代」さん(小樽市住吉町14番8号 0134-33-2626) の前で左に曲がり、坂を登りきると南小樽
 
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                    ~ 実は小樽市内で一番開駅が古いんじゃなかったかな? ~
 
地味ぃに南小樽“便利な駅”
快速「エアポート」も止まるから札幌までは(確か)33分。
小樽で最もメジャーな?観光地、メルヘン交差点に行くのも一本道。
唯一?の難点は、ココが付近で一番高いところにある点。
つまり「南樽(“なんたる”と略します)」を起終点に小樽運河や臨港線方面に向かおうとすると“行きはよいよい(下り坂)、帰りはこわい(登り坂)”となる訳…ま、徒歩で巡るならメルヘン交差点」~観光船のりばあたりが限界だろうから問題はないか…。
 
…ここで遅い昼食。
南小樽駅の裏手、曙町の踏切の入口角にある「おたる蔵屋 本店」さん(小樽市住吉町10番1号 0134-33-8188)へ。すると駐車場で…
 
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            ~ 「初代」「三代目」のバックショット。もちろんどちらも“イイクルマ”です ~
 
…なんて偶然も。
初代FITは義弟のを借りたり、代車で乗ったことがあるので、コレはコレで軽くて楽しく必要にして充分なクルマ。
キープコンセプトの二代目FITは結局乗る機会は(今のところ)恵まれなかったケド。
 
実は小樽という街、隠れた“しょうゆラーメン”推しのマチだったりする。なので…
 
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                           ~ 正油ラーメン 650円 ~
 
ほのかに香る魚系のダシとしょうゆの“甘さ”を感じる一風変わった、しかしハマると時々食べたくなる味。
昔、踏切脇の駅に通じる通路の前、ホントの「蔵」を改装してやっていた頃は、ラーメン屋なのに“寿司桶に入ったカレーライス”なんてメニューがあって驚いたことがある。
#名残は「南樽セット(ラーメン+ミニカレーライス) 880円」あたりで見られるかな?
 
さて…腹ごなしにメルヘン交差点辺りでも歩くか?とも考えたが、寒いし人混みはイヤだなぁ…と、とりあえず「南樽市場」小樽市新富町12番1号)へ。
 
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     ~ あえて裏手から。時期によっては横を流れる勝納川(かつないがわ)の上でこいのぼりが泳ぐ時も ~
 
いまのご時世、職場で(酒を)飲むことなんて御法度になってしまったが、僕が入社して間もない頃はかろうじてそんな文化が残っていた。
年末の仕事納めの日。チョット早めに仕事を終わらせ、15時過ぎから「一年間お疲れ様でした~」と皆で杯を交わし労をねぎらう…その時の“酒のつまみ”の買い出しに来るのは決まってココ。
刺身盛り合わせや漬け物、乾物…そして欠かせないのが「大八 栗原蒲鉾店」さんの「つまみ」だった。
 
…以来、小樽に来ると(自宅用の)お土産は「大八 栗原蒲鉾店」さんの「つまみ」…が定番になった。
そのまま食べてよし、弁当のおかずによし…その「大八 栗原蒲鉾店」さんの代名詞ともいえるのが、2011年の全国蒲鉾品評会で水産庁長官賞をとった「パセリーノ・ジェノベーゼ
そして、最近イチオシなのが「トマカニーナ」
 
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         ~ 左が「トマカニーナ」、右が「パセリーノ・ジェノベーゼ。味は推して知るべし! ~
 
帰宅したらカミさんが手早く夕食の仕度を調えて「いただきまぁ~す!」 。
「パセリーノ・ジェノベーゼ某か○栄のパ○ロールの一口サイズ…と思われてしまいそうだが、全く別な味わいで食べていて飽きがこない。
「トマカニーナ」は初めて食べましたが、こちらもウマイ!…二人で秒殺でしたm(__)m
 
目的もなく?!あても無く二人でドライブに出かけたのは久し振り。
イイ気分転換になった一日でした!
 
【お断り】 タイトルは某新聞社出版の本や、某FMラジオのいちコーナーのパクリじゃありませんよ…。