更新は期待しないでお待ち下さいm(__)m byはてな

死んだオヤジをキッカケに、好きなクルマやバイクについての駄文を連ねる様になった男のくだらないblogです。

やっと書きます…“オレのRZ250(その2)”

1995(平成7)年4月。
夢と希望?を抱きつつ、その頃から”名前ばかり売れているがちっとも儲かっていない”、最近世間を騒がせている『某元国営企業に就職したオレに待っていたのは、まず3ヵ月の研修期間。
その間“初任給を貰うよりも先に”マイカーを(フルローンで)購入していたオレの最初の配属先は「旭川」だった。
 
以後、倶知安(1年)→小樽(2年)→追分(2年)と渡り歩き、札幌(実家)に戻ってきた時には既にハチロクに乗り換えていた。
その間RZに触る暇は正直言ってあまり無かった。
辛うじて、初期型29Lを“2台(1台は書無部品取り)で12万”で購入し、フロントフォークを交換できた位か…。
#実際乗っていた“書付き29L”の話はあとで書くことにしよう。
 
実は既に、あるところから「4U0の350エンジン」を丸ごと手に入れることができていたので、当然の様に『RZ250改350』を作ってみたのだが、実家の前で試乗してみると(当時の感覚で)ブレーキが効かない!」と思ってしまったものだから“足回りから見直さなきゃダメかな?”とかドツボにハマっていた訳。
結局自分が納得いく「オレ仕様」を決められない。
とりあえずフレームやスイングアームのサビも目立ってきたなぁ…色でも塗り直すかぁ…とバラバラに。
そのうち仕事が更に忙しくなり…気が付くと隣にカミさんが居た
 
新婚旅行から帰ってきたら有り難い「紙」を頂いた。“室蘭に行け”と書いてある。
この時、既に入社から10年が過ぎ、会社組織の中では中堅クラスになっていた。
室蘭で2年…うち1年を「主任」として過ごし、再び札幌に戻ることが決まった時に待っていたのは野幌駅周辺高架化事業」工事の設計・監督業務だった。
昼間は会議や施工業者との打ち合わせ。スキ間で色々設計をして、夜は仮線切替に向けての事前試験。
明けで帰ってきてもそのまま設計の残りを片づけたり…そんな毎日の繰り返し。
#実態は「36協定違反」とか色々やらかしてるのを社員が我慢しているブラック企業なんですよ!
 
そのうち、いくら“置き場所がある”とはいえどパーツの状態じゃ場所ばかり取ってしまう…と、とうとうオヤジが「RZを組み立てる」と言い出した。
…既に半ば諦めていた。自分でパーツを吟味し、各部のクリアランスとか、色々なところにこだわってRZを組む楽しみを。
だが、オヤジが何よりも好きなことは「組み立てること」なのだ…。
#でも…「サービスマニュアル」が手元にあって、トルク値指示されてても“手ルクレンチ”で締めちゃうんだよなぁ…。
 
普段は居を別に構えているからその様子はサッパリわからない。
あれよあれよ…という間に、オヤジはRZを形にしてしまった。
 
イメージ 1
 
                      ~ 背景が汚いのはお許し下さいm(__)m ~
 
よく見るとプラグキャップが無い(=IGコイルがついていないのだ)とか、チェーンがないとか色々問題は抱えている状態なんだが、これがいまの“オレのRZ”
#IGコイルはクオリティワークスのASウオタニKITを仕入れてあるのだ。
 
エンジンはとりあえず250を積んでいる…でもクーラントはまだ入っていない
350は一度ヘッドをはぐって様子を見てしまったから、キチンと腰下からフルOHして“ポケットロケット”と呼ばれた爽快加速が堪能できる様にしてから積みたい。
その350のパワーをちゃんと受け止められる車体作りが先…と考えている。
#この250エンジンは一度も開けていない…不安だなぁ。
  ちなみに写真のノーマルマフラーは刻印からし(確か)350用です。
 
ヤフオクで思わず落札(オト)してしまったTOKICOの4POTキャリパーとSRX600/400用らしき320φローターは、もう1組ある初期型29Lのフロントフォークと(別途準備しなきゃいけない)FZR250(2KR)用のアウターチューブを“2個イチ”にして、ヤマハOEMのブレンボ(100mmピッチ)と組み合わせたいと考えている。
この際だからローターもサンスターのスリットローターを奮発しちゃおうかな?
 
個人的な見解として、4L3/4U0に35φ以上のフロントフォークは太すぎる(許せて38φが“フレーム補強無し”で使える限界だとオレは思う。じゃないと初期型RZが本来持つ“しなやかさ”“カミソリみたいな鋭さ”をスポイルしてしまう気がしてならない)し、2KR用アウターチューブを使えばキャリパーサポート無しでスッキリ取り付けられるだろう…そうなるとフロントフェンダーが悩ましい。
使うなら「RZ250R(1AR)の白/青」のヤツあたりがイイかな?
写真のノーマルフェンダーは、実は前期型のパールホワイトなので微妙に色が合わないし、2KR用アウターチューブとは取付方法も違う(実は「3HM以外のRZ-R」と「初期型RZ」の“フォークスパン”は一緒なんだが、29L/29K用アウターチューブのフェンダー取付部分は4L3/4U0用アウターチューブよりも外側にあるので、写真の組み合わせだと“フェンダーがアウターチューブと密着していない”のだ)。
妥協して、仮に29Lのノーマルフォークを使うことにしても、ヤフオクで「RZ350R(29K)」の“ほぼ新品”フェンダーを落札してしまったから、いまついているコイツを使うことは無いだろう…shoorzさん要らないかなぁ?
 
リヤショックはYSSを準備した。
スイングアームのブッシュもニードルローラーベアリング化するキットを準備した。
ドライブチェーンとスプロケット(ドライブ・ドリブン)は520サイズにコンバート。
にえさんトコの「クロモリピボットシャフト」は是非使ってみたいなと考えている。
あとはセンタースタンドを取り付けて(今更ながら。保管場所的にはセンスタあった方が楽なんです)、ホイールをつや消し黒で塗って新品のTT100GPを履かせれば、一応いま頭の中で描いている“青写真”の形になる…でも、お金がねぇ(悩)。
#350積んで慣れてきたら『ミクニTMX30』と『K2-tecチャンバー』が欲しい…あ、センスタ無くなるのか?
 
でも…「私とバイクと、どっちが大事なの」なんてカミさんに言われたら、オヤジの二の舞だもんなぁ。
#本来、どちらも天秤にかけるようなモンじゃないと思うんですが…。
 
いつまでも『理想形』を追い続けることが“オトコの子”にとって一番の生きがいなのかも知れない。
#『不惑』を迎えると、こんなコト感じはじめたりするものなんでしょうか?←まだ“数え年”ですがね。