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死んだオヤジをキッカケに、好きなクルマやバイクについての駄文を連ねる様になった男のくだらないblogです。

“ねこひげ”

4月19日 日曜日 晴れのちくもり
 
昨日、今年度の営業を開始した「のっぽろ野菜直売所」の様子を覗き、用事を足しに三笠へ。
少々早く着いてしまい時間をツブしに寄ったのは…
 
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三笠鉄道記念館クロフォード公園…要は“旧 三笠駅跡”
ココには昭和36年10月1日白紙ダイヤ改正(「サンロクトオ」)から道内を駆け抜けたキハ82系気動車が“編成単位”というチョット珍しい姿で静態保存されている。
711系電車(“赤電”)も、東武8000系電車を見習って“編成単位”でひとつ保存すりゃいいのに。
当然原型に一番近い「S-110編成」がベストでしょう!
パンタもPS102Cに戻して…って既に棄てて無いか?
苗穂工場で中途半端にシート被せて保管しているつもりのクモハ711-901の存在が気の毒である。
 
閑話休題青函連絡船が無くなる直前の夏休み。
実家へ帰省するのをダシに「最後だから乗っておけ」とオヤジに諭され妹と二人、臨時「北斗」に充当されていたキハ82系5連?に乗って函館へ向かった。
その車両はアコモ改善されて“茶色いモケット”の椅子だったことを、初めて書いた「乗船名簿」の記憶と共に思い出した。
ここに保存されている車両、窓から見える椅子は原型の“青いモケット”である。
 
Nゲージでは長年、KATOが製品化しこの間全面リニューアルしたばかり…まさかここにきてTOMIXがHighGradeで製品化発表するとは思ってもみなかったが。
 
ただ…ここに保存されている編成、よくよく見てみると
 
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手前のキハ82 100が上り(函館)方の先頭を務める形で置いてあるので、“逆向き”となる点はご理解頂きたい。
奥からの並びをよく見ると“ハ・ハ・ロ・シ・ハ・ハ”…あれ?変だ。
「サンロクトオ」段階でのキハ82系の基本編成(6連)を北海道内の駅に当てはめて説明するなら、函館駅在姿の状態で下り(旭川)方から順に“ハ・ハ・ハ・シ・ロ・ハ”だったから。
確かココへの搬入は幌内線の廃止前。
自走で行ったらしいから、並べ替えるヒマも無かったのかな?
 
改めてみると前面のパノラミックウィンドウやライトケース周りの造形、国鉄特急色頬に引いた“ねこひげ”の様なライン。
ありふれた表現で恐縮だが、優美でかつ機能的にまとめられた造形だと思う。
しかし…眺めていて感じる“安心感”はいったい何なのか?謎である…(- -;)