北海道最古の現役木造校舎とヴァイオリンの音色
8月22日 土曜日 晴れ
連日の“木古内通い”も精神的にはそろそろ限界。
こんな時は僅かな時間でいいから、気持ちが落ち着ける場所でこころ安らかに過ごしてみたい。
…と思っていたら、北海道新聞のある記事に僕もカミさんも目が止まった。
「明日早起きしたら行ってみようか?」とやってきたのは…
『当別町立弁華別小学校』…北海道最古の現役木造校舎だが、来年3月での閉校が決まっている。
別に“追っかけ”とか、そんな訳ではないけれど、しばらく大平さんのヴァイオリンも聴いていないしなぁ…と、いそいそやって来た訳であります。
#実は大平さんとカミさんは“ある共通点”をキッカケに顔見知りになっていたりして…。
会場となった体育館は(やはり「血」なのか?)柱の接合方法などに興味津々。
ところどころに見える(バドミントンの)シャトルはご愛敬…乗っかっちゃったのね。
僕もカミさんも鉄筋コンクリート製の校舎で学んできた身分なのだが、どこか“懐かしさ”を感じるのは何故だろう?
置かれたピアノと校章入りの緞帳?がまたイイ雰囲気。
奥に見える“プーさん”も…f(^^;
小さなステージの奥には卒業制作か何かの『切り絵』だろうか?
これまたイイ雰囲気。
全開の窓から見える中庭からは“エアコン”には無い爽やかな風が…ちょっと足りなかったけど。
さて本題(?)…といいながら若干出遅れたので、実際聴いたのは10:50~の3回目から。
ピアニストの今井徳子さんと現れた大平さんは、まるでこの体育館を慈しむ様にヴァイオリンを奏でていく…その音色はkitaraの小ホールの様な音響設備が整った場所よりも、はるかに優しい印象を受けた。
<3回目セットリスト(10:50~)>
・ふるさと
・浜辺の歌
・星に願いを
・美しきロスマリン
・愛の悲しみ
・愛の喜び
<4回目セットリスト(11:30~)>
・タイスの瞑想曲
<アンコール> ※2回目の終わりにもやったらしい。
…大平さんといえば「チャルダッシュ」。
これを聴かないと大平さんのヴァイオリンを聴いた気がしない。
やっぱり“ライブ”はその場に行ってこそ。
その日その時その場所でしか聴けない「音色」だからこそ価値があるのだと思う。
その後、校内の廊下を散策?し大平さんが帰るのを見届け“RS”の元へもどってみると
…夏の雲と秋の空。
“ナナニィ”は結局『春の72』からずっと夏眠中。
落っことしたマフラーのボルトもフロントフォークのオイルシールもオトしたし、あとは作業する時間だけなんだけど…あ、tedsさんトコのテーパーローラーベアリング(6,000円也)は是非入れたいかな?ステム回りのメンテも兼ねて…。
…そんな“妄想”ばかりしながら、仕事に追われる秋の夜長になりそうです…(哀)