『LEDヘッドライト』の意外な?欠点
特にノーベル物理学賞受賞で話題となった『青色LED』は、その研究…というか、出来たこと自体が画期的。
ウチの“RS”にLEDヘッドライトが標準装備されているのもその恩恵。
最初は「明るくて(路面が)見やすいなぁ」と思っていた訳ですが、
この前の「不要不急の外出は控えて下さい」なんて聞いたことのない天気予報が流れる日に
やむを得ない事情で外出して“RS”を走らせていると…どうもヘッドライトが暗い。
仕方なくフォグライトを点けて走らせる…信号待ちで前のクルマにビタづけすると、
ヘッドライトはちゃんと点いているのだが、走り出すとちっともヘッドライトが路面を照らしている雰囲気じゃない。
とりあえず“RS”を止めて前を確認すると…
~ この写真は再現なので雰囲気を掴んで頂ければ幸い… ~
ヘッドライトが湿った雪で覆われている…素手で払い、レンズ面を触ってみて理由が判った。
LEDはほとんど発熱しない…つまり走行中に付着した雪は前から受ける風で冷やされ凍っていくのだが、
普通のフィラメントを使うヘッドライトの様に融け落ちてはくれない訳。
確かに消費電力は減るのだけれど、こんな調子でヘッドライトも車幅灯もフォグライトもLED化したクルマに、付着した雪が融け落ちないせいで視野を奪われたりしたらどうなるんだろ?
あと、グリルとかに雪が詰まった時も要注意。それが原因でオーバーヒートすることもあるんですよね。
サファリラリーの「アニマルガード」ならぬ「スノーガード」なんてぇのもウィンターラリーには必要だったそうですし。
…ま、そんな日には「外出するな」というのが正解なんでしょうが(--;)