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死んだオヤジをキッカケに、好きなクルマやバイクについての駄文を連ねる様になった男のくだらないblogです。

“何となく”ドライブ

6月7日 土曜日 くもり
 
一週間、デスクワークばかりで職場と自宅の往復に明け暮れると、週末はどこか違うところに出かけたくなる。
食べたいモノを食べ足を伸ばして風呂に入り、目の前に現れる道路に合わせて“RS”を走らせる…それで充分。
カミさんと日常の会話では現れない意外な話で盛り上がったり、ラジオやCDに耳を傾けたり、流れる景色に季節を感じたり…。
 
昨日の夜、何となく浮かんだドライブルート。
よさこいソーラン祭り』も始まったことだし、ワザワザ札幌市内でくすぶっている必要もない。
天気は期待できないが、風呂道具だけ持って、しばし札幌から脱出することにしよう。
 
最初の目的地は『中山峠』
といっても定番の「道の駅 望羊中山」ではなく、あえて向かいの「峠の茶屋」さん(虻田郡喜茂別町字川上346 0136-33-2727)である。
 
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北海道は札幌市~喜茂別町の間に横たわる国道230号線『中山峠』…といえばジャガイモ丸々1個に衣をつけて揚げ、これを3個、串に刺した「あげいも」ガチで定番のおやつ
時々無性に食べたくなる…とか、通ると(売ってる時間帯なら)つい買って食べちゃう…と、「あげいも」に対する思いは人それぞれ。
札幌からだと“「味」なら中山(峠)、「道」なら支笏湖とか、二輪・四輪、目的その他で「あげいも」を食べに行く場所が変わる…というのも面白い。
で、札幌側から峠を上ってくると、進行左側にあって駐車場も広く入りやすい「道の駅 望羊中山」“つい”入ってしまうのだが、実はこちらが“中山峠の「あげいも」の元祖”という話もあるらしい。
実際、僕もこっちの「あげじゃが(商品名)」を食べるのは初めて…やや小振りな一口サイズのジャガイモの甘さと、それを増幅させる様な塩加減。衣も甘すぎず食べてて飽きがこない…“コッチの方が旨いかも?”とカミさんと意見が一致する。
 
小腹を充たしたところで喜茂別側の下りへ。
一度スピードをのせたらほとんどアクセルを踏む必要もなく、平均燃費計がカタログスペックの“19.0km/L”を超えた頃、“RS”喜茂別町の中心部に差しかかる。
間もなく京極町方面に右折する交差点…と思っていたら、左手に喜茂別郷の駅 ホッときもべつ アスペーラ」さん(虻田郡喜茂別町喜茂別306-3 0136-55-5130)なるお店を発見!
“こんなのあったっけ?”と入ってみることにする。
 
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黒いガルバリウム鋼板が貼られた外観はスタイリッシュ。キャラクターはご愛敬。
当然だが茂別町の名産は『アスパラガス』
写真奥の直売所を覗けば、太いの細いの…と様々なアスパラが売られている。
カミさんと二人、品定めし買い求めたやや細めのアスパラ『ハネ品』というコトもあってタグの半額!
二人がかり一週間で食べきれるか不安な位、たくさん入っていた。
#早速、夕食にベーコンと併せて炒め「ナポリタン」になって登場…シャキシャキした食感は最高です!
 
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                   ~ 顔を出す勇気は無いです、顔に自信が無いので… ~
 
この後、ふきだし公園(道の駅 名水の郷きょうごく)の脇を抜け、国道5号線からサンモリッツ大橋を渡って“食の目的地”「カリー小屋」さん(虻田郡倶知安町ニセコ高原ヒラフ山田74 0136-23-3688)へ。
 
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「カリー小屋」…否アルバータロッジ」と呼ぶ方が(個人的には)耳馴染みがイイ。
ここも既にOPENから26年が経つスープカレーの老舗。
実は僕が初めてスープカレーなる食べ物を食べたのがココなので、時々無性に“「アルバータロッジのスープカレー」が食べたいっ!”となる訳である。
#そしてココまで札幌から約2時間半…休憩含め丁度良いドライブコースであるのも事実である。
 
さぁ…久しぶりに“「カリー小屋」のスープカレーをいただくことにしよう。
 
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         ~ 【限定】道産和牛のやわらか煮カレー(4辛):1,400円+ 特上天(白):200円 ~
 
札幌にだってスープカレーの名店はいくつもある。
大御所「マジックスパイス」や「らっきょ」系…でも、ココのを食べているとどこか“帰ってきた”感がある…自分のスープカレーをはかる“ものさし”の基本になっている…というころだろうか?
特上天(白)もオイシかったなぁ。
 
お腹を満たせば次は『風呂』
でも今回のドライブでは失敗の連続。
最初に目指した湯本温泉国民宿舎 雪秩父は改築中。
そのまま登っていった五色温泉郷の五色温泉旅館」は結構混んでいる様だし、向かいの「五色の里 ニセコ山の家」は女湯が改装中…昆布温泉郷の鯉川温泉旅館」は前に一度行っているし…悩んだ末に目指したのは、何とニセコの山を駈け下った昆布川温泉蘭越町交流促進センター 幽泉閣」さん(磯谷郡蘭越町昆布町114-5 0136-58-2131)。
 
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“美人の湯”と呼ばれるココの泉質は『ナトリウム-塩化物・炭酸水素塩泉(弱アルカリ性低張性高温泉)』
つまり弱酸性の人間の肌と、アルカリ性の温泉が反応し“とぅるっとぅるぅ~”な肌触りになる訳。
カミさんもいつもより長く(風呂に)入っていた様子から察するに、存分に温泉を楽しんできた様だ。
 
さて、帰り道は…と検索すると『中山峠経由』という無情な判断。
ドライブコースは毎回“ひとふで書き(しかもビューポイントが左になる様に)”を目指しているんだが、この時間から倶知安~キロロ経由で山中牧場のアイスクリームを食べるのは難しそう…仕方ない、大人しく帰るか。
 
国道5号線でニセコへ戻り、「道の駅 ニセコビュープラザ」の角で道道66号岩内蘭越線(ニセコパノラマライン)で真狩村を経由し喜茂別町に戻ってきた。
あとは中山峠を越えるだけ…で、中山峠の喜茂別側上りだけは麓から頂上まで全区間2車線なので遠慮無く踏んでいける。実はこの“通行するほぼ全車が参戦させられる中山峠喜茂別側上りのバトル”が地味に面白い!
コーナーによっては頭文字D』ばりの“ミゾ落とし”もできる(実際今日もやった)。
押さえていくのはシェルター(屋根)のかかった180°回り込む曲率のキツいヘアピンと中山大橋の上だけ。
トイレは喜茂別で済ませておくか定山渓に下りるまでガマン…折角喜茂別側上りで時間を稼いでも、頂上で休憩取って追い抜いてきた“カメ”に抜かれては意味が無い。
しかも頂上までに抜けなかった“カメ”はそのまま「ペースメーカー」となって定山渓温泉まで付き合わされるのだ。
 
今日も何台抜いたかな?
喜茂別から後ろについて、威勢良く車間詰めてきてたアルファードか何かも、登坂車線始まったらコーナー2個で全く姿が見えなくなったし。
 
「何キロ出してるんだ?」って?
そんな野暮なことは聞かないで下さい…少なくても“曲率半径以下のスピード”で曲がっているコーナーは、件のシェルターのヘアピンと中山大橋の上だけですから(照)。
 
…というコトで、札幌側下りからは端折って帰宅。
 
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出発前にBトリップをゼロに戻したので、この数字は純粋な今日の走行距離と平均燃費。
中山峠の札幌側下りからは、ほとんどアクセルを入れていないのがよく判る。
 
来週はSAB札幌で無限フェアらしい…そろそろ6ヵ月点検にも入れてやらないとな。