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死んだオヤジをキッカケに、好きなクルマやバイクについての駄文を連ねる様になった男のくだらないblogです。

さよなら「あけぼの」

3月14日(金) くもり
 
いま、“定期営業列車としては”最後の寝台特急「あけぼの」が上野へ、そして青森へ向かっている。
…厳密にいうと“定期列車としては”今朝、3月14日(金)に上野、そして青森に到着した列車をもって『運行終了』となっている。
つまり、いま目的地へ向かっている「あけぼの」は残念ながら“フェイク”なのだ…。
 
明日、3月15日(土)はJRグループでダイヤ改正が行われる。
当然のことだが、施行されるのは午前0時…つまり、いま走っている「あけぼの」の“スジ”は明日からのダイヤには記載されていない。
なので『移り変わりダイヤ』といって、今日(3月14日)のダイヤに記載されている2021レ・2022レ(=定期列車としての「あけぼの」列車番号)は『運休』とされ、代わりにほぼ同じ“スジ”を引いて臨時列車として運転される。
定期列車の時と比べて、上野・青森の到着時刻が繰り下げられているのはそのためだ。
 
NHKは朝から随分と「あけぼの」を取り上げていた。
朝のニュースに始まり、『ニュースウォッチ9』は放送時間帯に上野・秋田の発時刻がちょうどハマって2元中継を行っていた。
テレビに映る、最期の旅路を託す牽引機が上下列車とも“死神”とは…運用上とはいえ因果な話である。
 
…ウチにもKATOの「あけぼの」がいる、発売が決まって直ぐに予約し購入したモノだ。
 
イメージ 1
 
パッと見はCASCOの10両ケースにキレイに収まっている様に見えるが、実はケースはWIN製(結局同じモノ)。
3号車(縦になっている左から3両目)はTomixの「さよなら日本海」セットで車番が被ったオハネ25 218を、KATOの「日本海(増結)」に含まれるオハネ25 215と差し替えている。
ホンネは8号車(縦になっている右端)のオハネフ24 19も被るので差し替えたかったのだが、「ゴロんとシート」のロゴがあるので泣く泣くそのまま。
編成端のカニ24 23とオハネフ24 25はマグネマティックナックルカプラー化している。
「青20号」が連なる編成の中で唯一「赤2号」を纏う牽引機EF81 137は元を正せば「さよならはくつる」セットのモノだが、フライホイール動力に換装し黒色の一体車輪に取り替え、誘導員用手すりに前面/側面窓ガラス、各部色差しにクイックヘッドマーク対応化…と、(私的には)かなり気合いを入れて加工したお気に入りでもある。
#方向幕をバラして白く塗りつぶしたので下り・上りどちらにも使えるのだ(^^)v
 
…当然気になるのはTomixが「さよならあけぼの」セットをヤル(=企画し限定品として発売する)かどうか。
ヤルなら編成的には下り:青森行の方が面白そうに見えた。
上野発車時の牽引機、“死神”EF64 1031は「さよなら北陸」セットでリニューアルされた“ロクヨン”のバリ展(バリエーション展開)にちょうど良いし、続く客車も今朝の2022レの後追い画像を確認する限り“金帯・外付け縦樋い付・未更新”のカニ24 100番台(102か109のどちらか)に、最後尾の“金帯・引戸・車掌室小窓”のオハネフ24(10・12・22のどれか)…これで長岡から登板する牽引機が青森パーイチのうち“上越線使用改造車(137or138)”のどちらかならもう完ペキ。
上り:上野行のカニ24は112だったから「さよなら出雲」と被るしね…。
青森パーイチは4両配置の2両使用だから、今夜の下りに充当されるのは3月13日青森発のカマの筈… ひょっとすると138かも?!
 
…ま、「さよならあけぼの」セットが決まったら、申し訳ないがこのコ達は尾久車両センターならぬヤフオク!に回送することでしょう。同じモノを2つ持つ理由も無いし。
#車番が固定されるので、インレタを貼るのに実車を色々調べる必要が無い…という点も良いですな。
 
実車は伝説の世界へ昇華する訳ですが、模型の世界ではいつまでも現役です。
 
追伸
『NEWS ZERO』の右松 健太アナウンサー&『日テレNEWS24』の舟橋 明恵キャスターへ
「~44年の歴史にピリオドが打たれました」「~44年の歴史に幕を閉じました」ってぇ?
列車は目的地に着いて終わりなんだから上野発車した場面だけ伝えて、こんなアナウンスするなよな。
“最期の「あけぼの」”は未だ現在進行形で、運転士も車掌も乗客も目的地に向かっている途中なんだからよ(怒)。