PMF2013 ピクニックコンサート
PMF:パシフィック・ミュージック・フェスティバルは、20世紀を代表する指揮者・作曲家のレナード・バーンスタインによって、1990年に札幌に創設された『国際教育音楽祭』である。
今日(7/28)はPMF札幌公演の集大成ともいうべき「ピクニックコンサート<レナード・バーンスタイン・メモリアル・コンサート>」が札幌芸術の森・野外ステージ <レナード・バーンスタイン・メモリアル・ステージ> で開催された。
ここ数年、カミさんと二人、クラシック音楽にハマりつつある中で楽しみにしているイベントでもある。
#別な言い方をすると“PMF6時間耐久コンサート”という表現が適切だろうか…?
4つの演奏会をまとめてやるのだから聴く方も体力がいる。
しかし、札幌芸術の森・野外ステージは広い芝生席も特徴である。
今日はあいにく雨上がり、演奏中も時々雨模様だったし、“おしめり”のおかげで気温も下がり過ぎた位。
“ピクニック気分で”というコンセプトには少々肌寒かったか…?
札幌交響楽団の「結婚行進曲」、PMFアメリカ 安楽 真理子さん?とアカデミー・メンバーによる「3台のハープによるクラシックスタイルのアリア 作品19」、旭丘高校合唱部の「キャンディーズ名曲集」と「マンマ・ミーア!」、カナディアン・ブラスの「ハンドフル・オブ・キーズ」他。
実はその中で「PMF賛歌~ジュピター~」を演奏者・観客全員で合唱する…というイベントがある。
「PMF賛歌~ジュピター~」自体は、グスターヴ・ホルストの組曲『惑星』の第4曲「木星 快楽をもたらす者」に新たな詞を与えた もので、メロディラインは皆さんもご存じであろうシンガーソングライター 平原 綾香さんの「Jupiter」と全く同じなんだが…いざ歌うとなると少し照れる。
会場に居るみんなでコンサートの1部分を作る…という思想は“PMFならでは”というべきだろう。
…でも、今回のコンサートで正直「一本取られたっ!」と思ったのは、東海大学付属第四高等学校吹奏楽部のアンコール。
お約束の拍手の後、“アレ、準備してたの?”という感じで始まったのは“パ~パ~パ~パ~ じぇじぇじぇじぇ…”という朝の連続ドラマ小説『あまちゃん』のテーマだったのだ(笑)。
そういえばこのステージ奥に掲げられた看板の「PMF」の文字の色と、演奏者やスタッフが着ていたTシャツの色が一緒…“今年のテーマカラー”だったんですね。
来年は来年でアカデミーのメンバーが変わる訳ですから、新しいPMFオーケストラの音が聴けることでしょう…楽しみです。
…さて、いい加減“ナナニィ”をメンテしてあげないと怒られるかな?!