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死んだオヤジをキッカケに、好きなクルマやバイクについての駄文を連ねる様になった男のくだらないblogです。

第115回JR TOWER妙夢コンサート(カルチャーナイト)

JR札幌駅。
列車を降り西改札口を抜け左へ曲がると、大通~すすきの交差点~中島公園へとつながる駅前通り、そして駅前広場に出る直前にそれはある。
美唄市出身の彫刻家、安田 侃(やすだかん)氏の作品、『妙夢(みょうむ)』である。
 
札幌駅付近での待ち合わせ場所として、最もメジャーだと思われるこの場所。
 
昨日(7/19)の夜の“放課後”、カミさんと待ち合わせして『第115回JR TOWER妙夢コンサート』に行ってきた。
いつもは15時開演のこのコンサート。
この日は「カルチャーナイト」という副題のとおり20時開演で、札幌交響楽団メンバーによる木管五重奏が行われた。
 
開演20分前だというのに、コンサート会場?は設営を始めたばかり。
運良く最前列中央に陣を構えることができ、そのうち演奏メンバーが現れた。
おのおのが担当楽器のチューニングを始めつつ、お互いの呼吸を整えていく…演奏直前、何とも和やかでありながらどこか緊張感の伝わるこの雰囲気が個人的にはたまらなく好きである。
 
そのうち時間が来て演奏がはじまった。
ファゴットの重低音、クラリネットの軽快感、フルートの澄んだ音色…細かいことはよく判らないけれど聴いていて気持ちがイイ。
 
一曲終わって周りを見渡すと、背後にはコンサート目的の聴衆。
両サイドの通路では通りすがりに“何だ何だ?”と立ち止まり耳を傾ける人。
…でも、この時間、“いま”という一瞬を「共有」しているのは紛れもない事実なんだよね。
 
今夜のコンサートのメインとなる「夕やけこやけ変奏曲」はとても楽しい曲だった。
童謡の“夕やけこやけ”がココまで変わるとは…やはり『歌詞』という言葉が無い分、色んな受け取り方・あてはめ方ができるのかな?などと考えてしまう。
 
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一応「無料」で聞けるんですが、コンサート開催時に募金活動を実施しているそうです。
 
“音楽の力”って、実はすごく強くて誰にも平等に分け与えてもらえるものなのかもしれませんね。