秋の72ミーティング in 洞爺湖
9月27日 土曜日 晴れ時々くもり?
楽しみにしていた“秋の72” 。
このために時間をやりくりしてワイワイとエンジンOHしたというのに、走行中“春の72”と全く同じ症状で停まったエンジン。惰性で広いところまで行って確認すると、マフラーからは白い煙…(--;)
折角「ナラシ」をしようと月曜日に年休取って4連休にしたのに…右手に力入れ過ぎちゃいましたかね?
もう(ミーティングまでに)直す時間は無いから、ナナニィに乗れないのは仕方がない。
だからといって“RS”で行ってヤケ酒カッ喰らう…なんてコトは許されない、一応“最年少”だし。
先輩方(のナナニィ)に何かあった時、“春の72”で自分が助けてもらった様に少しでも役に立ちたい…と考えたら、“秋の72”に行く「相棒」はおのずと決まっていた。
それは…
“形式名:ABA-HM3”こと『ホンダ バモスホビオ』 。
いまはおふくろ名義にしているが、オヤジが残した“もう一つの形見”である。
(一応の)退職金を元手に“最後の新車だ”とオヤジが買ったクルマがコレ。
「乗用車がイイ!」というおふくろの意見を「5ナンバーだから“乗用車”だべや」と一蹴して納得させたんだっけ。
確かに仕事柄、長尺物を乗せる機会も多かったから、ワンボックスタイプのクルマに拘る理由はワカランでも無い。しかもこのクルマ…
当時でも希少な『5MT』仕様。
オートマ車はほとんど乗ったがないおふくろに、オヤジの『MT』という条件は絶対外せなかった。
しかも、ヘッドレストを取りリアシートをダイブさせれば…
こぉ~んな広大なラゲッジスペースが出現。
ミラーを外し斜めに入れると丁度イイ塩梅にCL72が一台収まるのだ!
普段使っている工具にオイルやケミカル、タイダウンベルトと“ラダー(という名の「足場板」)”を積んで“即席トランポ”の完成…経験とは怖いものである。
#ちなみに納車初日、このバモスの初仕事は『エンコしたCB72とオヤジのピックアップ』でしたf(^^;
~ 一応、“サポートカー”の主張も忘れずにね… ~
色づき始めた木々の間に延びるワインディングロードを、まるでダンスする様に右へ左へ…と舞うナナニィ達。
自分が四輪なだけに余計羨ましい…いつも『殿(しんがり)』を務めていたというオヤジは、バイクを走らせながらどんな風に見ていたのだろう?…と思うと少し切なくなる、三回忌を終えたばかりだからなおさらか?
#今回も“保護者同伴”…「バイク壊れてもオヤジは連れて行け」とは“デキた”カミさんです。
宿に着き、宴席ではオヤジともう一人、昨年亡くなったKさんに贈る「腕章」を入れた額がお披露目された。
~ オヤジが好きだった“黒ラベルの500缶”は外せません。が、リングプル抜かないと飲めません(--;) ~
明けて9月28日 日曜日 くもり時々雨?
今回の“秋の72”の目的は、上の「額」をKさんのところへ届けるコト。
宿を出てまずはR230沿い、洞爺湖を望む「サイロ展望台」へ。
ココで一応解散。
なので適当に時間潰し&昼食を…ということで立ち寄ったのが
#翌日、『マッサン』第1回で余市蒸溜所内の同じ光景を見て、“あっ!ココ見たところだ!”と再度驚いた。
この後、Kさんのご自宅に伺って遺影に手を合わせて帰路につくことに。
奥さん何だか淋しそうだったな…おふくろも全く同じ境遇だったか(汗)
帰りは用心してフルーツ街道~天狗山~洗心橋~天神十字街~望洋台を抜けて朝里のP帯で休憩。
一応ココで「また今度」と、以降は“流れ解散”になりましたとさ。
帰宅してまず…
~ ココから始まり、ココで終わる…「行ってきます」「ただいま」の報告は欠かせません ~
オヤジに報告。
後片付けしてバモスを久しぶりに洗車してやりました…意外に“使いっぱなし”なのね(T-T)
さて…
…状況確認するには、またエンジン降ろしてヘッドはぐるしか無いみたい。
来週・再来週は“開発を中止した”車両の誘導障害試験とJR貨物の機関車を使ったATC現示試験対応で(湯の里)知内まで行かなきゃいけない。
いつエンジン開けられるのかなぁ…?(疲)